2021年10月20日放送のノンストップで発酵いらずクロワッサンの作り方について紹介されました!
パンの中で1、2位を争う難しさのクロワッサン。
通常のパン作りに必要な
- 混ぜる
- こねる
- 発酵
に加えて、
- バターを生地で包む
- めんぼうで伸ばしては折り畳む
- 冷蔵庫で何度も休ませる
など、完成までに手間と時間がたっぷりかかる上級者向けのパン作りなんです。
今日のこのシュミとまれでは、そんな難しいクロワッサン作りを初心者でも簡単に出来るレシピが紹介されていたのでまとめてみました。
通常は4時間ほどかかるクロワッサン作りをなんと1時間半ほどでしあげちゃいます。
SNSでも人気のクロッフルの作り方も合わせて紹介しますよ。
教えてくれたのはパン作りの達人・松尾美香さんです
発酵いらずクロワッサンのレシピ
発酵いらずクロワッサンの材料(3個分)
- 薄力粉 40g
- 強力粉 40g
- バター 38g(15g×2枚 8g×1枚)
- 砂糖 7g
- 塩 1.4g
- 重曹 0.8g
- ヨーグルト 60g
- スキムミルク 4g
発酵いらずクロワッサンの作り方
1)バター以外の材料をボールに入れてカードで混ぜます。
ポイント グルテンを出さないように混ぜすぎないこと!膨らまなくなります。
2)ある程度混ざったらラップの上に出し、ラップごと半分に折っては上から押さえる作業を繰り返して残っている粉を混ぜ込んでいきます。
3)生地がまとまったらカードで3つに分け、ラップに挟んで綿棒で10㎝ほどの4角形に伸ばしていきます。(カードの大きさ位にする)
4)3枚のバターをそれぞれ生地と同じ大きさに伸ばしていきます。
5)生地とバターを交互に重ねて層にします。最後に半分の大きさのバターを上半分にのせます。
6)カードで半分にカットしてさらに上に重ねます。
7)重ねた生地を押さえたら薄く台形に伸ばしていきます。
ポイント 台形にするには斜め下に向かって綿棒を転がすこと!
8)生地の両端をカットします。
ポイント こうすることで生地の断面がきれいな層になります。
9)2等辺三角形を3つ切り口がスパっとなるように切り出していきます。
10)底辺の真ん中に2㎝ほどの切り込みを入れてその両方を持って横に引っ張りエッフェル塔の様な形にします。
11)その部分を外向きに広げながらクルクルと巻いていきます。
12)つやをだすために溶き卵を塗ったら200℃で10分、その後180℃で15分焼いていたら完成です。
ポイント 焼きの途中で絶対に開けないこと!しぼんでしまいます。
クロッフルの作り方
1)ワッフルメーカーの上の部分にだけ油を薄く塗ります。
2)先ほどクロワッサンを作った時に切り出した端の部分と共にクロワッサン生地をのせてフタをします。
3)5分ほど焼けば完成です。
まとめ
発酵いらずクロワッサンについてまとめました!
試食をした虻川さんは
「飾ってないクロワッサンって感じ。バリってなって中が柔らかい、クロワッサンの原石のよう!」
とおっしゃっていました。
少し手間はかかりますが、正規の作り方よりも断然簡単で見た目もしっかりクロワッサン!
バリバリっという食感もあって本当に美味しそうでした。
クロッフルの方は
「こんなに潰したのにちゃんと層になってる!」
「噛むほどに中の美味しさがジュワーと出てくる!」
と虻川さんはおっしゃっていました。
オーブンで焼いてバターの水分を蒸発させてつくるクロワッサンとは違い、バターが生地の中からジュワっとにじみ出てくるのがクロッフルの美味しさの秘密のようですね。
正規の作り方の半分の時間でできちゃう発酵いらずのクロワッサン。
皆さんも是非試してみては?